
尾形光琳生誕350周年を記念して『大琳派展』がいよいよはじまりました。
琳派とは、親子橙受け継がれるいわゆる世襲の画派ではなく、血縁にはない画家たちが、本阿弥光悦、俵屋宗達を尾形光琳が、その光琳を酒井抱一らが慕うという形で継承された特殊なもので、なかでも光琳は、斬新な装飾芸術を完成させ、「琳派」という絵画・工芸の一派を大成させました。
この琳派の流れでよく比較されるのが俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一が描いた「風神雷神図屏風」です。僕は2度ほどこの3人の風神雷神図屏風の展示を見ましたが、大まかな図案は踏襲しつつもそれぞれにオリジナルのアレンジが加えられていてなかなか見ごたえがありました。いずれの展示もすごい数のヒトが風神雷神図屏風を鑑賞されていました。
個人的にはもっとも古い国宝である俵屋宗達の風神雷神図屏風の劣化した金箔の質感や退色した染料の感じが風神雷神のありようをいちばん端的に物語っているような雰囲気があって好きです。
ほかにも尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」や「紅白梅図屏風」などの代表作が会期中作品を入れ替えながら展示されます。前回の『対決巨匠たちの日本美術』展もすごかったですが、今回の展示も必見です!!東京国立博物館から目が離せません!
東京国立博物館 平成館 特別展示室
開催期間 2008/10/7〜2008/11/16
開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
原則として11月28日(金)までの特別展開催期間中の毎週金曜日は20:00まで開館します。11月30日(日)までの土曜、日曜、祝日、振替休日は18:00まで開館します。※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
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